舞台の鑑賞記

宝塚歌劇団星組全国ツアー公演「再会&ソウルオブシバ」

神奈川県民ホールまで。

・・・って、忙しいって宝塚ですか。

といいたいですね。

いえいえ。それだけじゃありませんよwobbly

でもね、行ってきました!楽しみにしてましたから。

しかも、前から二列目。

きゃー。

…神奈川県民ホールは、何度か出演させていただいてますが、

この位置は、オペラではオーケストラピットですよ。

「はあ。オケのかたからは、こんなによく見えているのかあ。」

などと新しい角度から発見しつつ、

よく見えすぎるキラキラの舞台を堪能してきましたshine

加えて、ここは確か上手側に楽屋があって、

上手から下手にいくには、裏も通れず、

階段をおりて地下の長い通路を通らなくてはむりだったはず・・・なのに!!

なんだこの出はけのスムーズさは!!

さっき上にはけたのに、どうしてこんなに速く下から出ているのだ!!

しかも、衣装も髪型も髪飾りもちがう!

そして、なんでこんな笑顔でクルクルまわってるのだ!!

・・・ありえない。

不可能を可能にしつつ、笑顔をふりまく出演者に、

まんなかで輝くスターさんばかりでなく、

はしっこのかたからはしっこのかたまで、

パワー全開!

ほんとに元気をいただきました。

いやいやほんとに。

観たことないかた、ぜひ観てください!!

ほんとにすごいのよ~!!

(力説。)

|

東京宝塚劇場「太王四神記VnⅡ」

太王四神記

かなり前になるのですが・・・

すっかり大好きになっております宝塚winkshine

有楽町の東京宝塚劇場・星組公演に行ってまいりました。

人間、ほんとうに好きなものは、そう簡単にふえることはないと思いますが、

順序よく、素直に、観劇した組をそのまんま大好きになっている私です。

shine

演目は、連続韓国ドラマで有名な作品ですが、

作品やスターの魅力だけでなく、

舞台からあふれだす出演者全員の熱気やパワーが、本当に素晴らしくて驚きました。

shine

・・・この身も心も「フル」の芝居を、同じ人が、一日二公演、一か月続けているわけです。

shine

何か月も稽古してきて、本番は一度きり、というオペラの現場とはかけ離れており、

何度もできることでどんなに成長するだろう、といううらやましい気持ちと、

でもこんなにやったら、楽器としてどんなに大変だろうと思うのといろいろです。

宝塚の生徒のほとんどが、結婚するまでの人生の一時期をそれに燃焼する、という、

限られた時間に咲く花であるので、できることかもしれません。

apple

でもそれにしても、誰かが一生懸命やっている、ということが、

こんなにも心を打つものかなあと思います。

おそらく、一部の限られたファン層に支えられている宝塚ですが、

もっといろんな人に観る機会があったらいいのにと思います。

なにかヒントが見つかるような、

力を与えられるような、

そういう場所であるような気がします。

confident

いま、手元には数枚の別公演チケットが・・・

素直に、ほんとに楽しみです!!

これを励みに頑張りますよ。

おわり。

|

宝塚大劇場「エリザベート」

宝塚
宝塚

shine

兵庫県宝塚市まで。

一日しかチャンスがなく、

せっかくだからと11時開演、15時開演の二回をみせていただきました。

shine

ちょうど、日曜日の「情熱大陸」に主演の瀬奈さんが出ていて、

舞台をみながら多く感じ入ることが出来ました。

番組のなかで、長い音楽稽古のあとのインタビューをはっきりと断る姿がありました。

そして、映像の中の、舞台以外の素顔の彼女は、ほんとうに飾らずありのままで、

それが単純に好印象・・・とかではなく、

常に大きなものと闘っているものにある、飾ることを必要としない、

また舞台以外のことにまで飾ってられないという、ある種の精一杯さを見ました。

shine

宝塚は夢の世界で、スターはいつも美しく笑顔でファンを大切に・・・

という一般の価値観より、もっと深いところに彼女は進んでいる気がしました。

舞台は本当に素晴らしく、美しく、プロフェッショナルで、

宝塚という枠を超えた、本物の芸を見せていただいたと思います。

今彼女を支え、応援している大勢のファンは、

そんな彼女の見ているものをちゃんとわかっている、

そしてそこにどうしようもなく魅かれているんだろうなあと思いました。

ほんとうに魅力的なトートでした。

happy01

「エリザベート」という演目は歌唱が重要で、

もっといろんなことが気になってしまうかと思っていたのですが、

主役の瀬奈じゅんさんはじめ、

皇帝フランツヨーゼフ役の霧矢さんも難曲を高い技術で歌い演じ、

抜擢のエリザベート凪七さんも立派でした。

凪七さんは、声が腹にすわり始めたときの、パンチが決まるときと空振ってしまったときの不安定さはある様子でしたが、なんのなんの。

声の道が決まるのは、もう時間の問題だなとわかりました。

歌に関しては、霧矢大夢さんは本当に丁寧で、テクニックも素晴らしく、

客席のすみずみまでその歌詞を届けようとしているのがわかり、心打たれました。

生の舞台では、やはり、こうした真摯さが、

気となって客席を包むことを、あらためて実感しました。

彼女の舞台は、是非生で、これからもたくさんみせていただきたいと思いました。

ほかに、多分ご自身のキャラクターとは違うものを与えられているであろう、

ゾフィの城咲あいさんに大変感心しました。

歌声はその人自身をあらわすもので、とても美しい清い響きでありながら、

たいへんな老け役、敵役を、彼女自身の器を越えた場所にあえて出ていって、

思い切って魅力的にやりきっていました。

そのやわらかさで、彼女の本来の持ち味である役どころも、

このゾフィのあとに、さらに輝いて出来るのではと思いました。

shine

東京公演は7月からですが、チケットはかなり入手困難のようですね。

宝塚公演も、完売しているようです。

客席の前のほうには、関係者(ほかの組の出演者、卒業生など)がいつも座っている様子ですが、演出の都合でしょうか。

そんなことをしなくても、お客さんは充分楽しめるような気がします。

一席でも多く、お客さんを、立ち見でなく席に座らせる方向は団の方針とは違ってくるのでしょうか。

身内を一番よい席に座らせるというのは、あまり見ない光景なので、異質に感じました。

shine

最後に。

オペラ関係者のみなさん、

このご時勢のなか、連日立ち見まで出ている、この大盛況の宝塚の魅力を是非知るべき!!!

・・・と声を大にして、わたしは言いたーい!

scissors

おわり。

| | コメント (2)

金木博幸チェロリサイタル

今日は、一昨年ぐらいからご一緒させて頂いています、東フィル首席チェリスト・金木博幸氏のリサイタルを聴きに、津田ホールに行って参りました。


ピアノは、金木さんの同級生で、長年の親友という清水和音さん。
お二人はさすがの呼吸ぴったりで、真摯で暖かい演奏に会場が満たされ、揺さぶられ、わたしは何度も何度も涙があふれました。


音楽ってこんなに優しいものなんだなってあらためて知らされた感じでした。
楽器のことはよくわかりませんが、チェロという楽器は人間みたいですね。
奏者さんは楽器を優しく抱くような感じで音を出して、
泣いたり、笑ったり、叫んだり、愛に満ちて歌ったり、抱かれた楽器が生き出します。


金木さんは全国各地でコンサートをされており、「からたちの花をオペラみたいに歌わないひと」という条件?でソプラノを探していた際、ご縁を頂きました。
その条件そのものが、金木さんが歌を本当によくご存知な証で、ご一緒の際は本当に緊張します。

仕事以外のことをあんまりいろいろお話したことはないのですが(笑)、金木さんの音楽はいつも本当に甘く優しく、歌いながらいつも幸せです。

うまく言えませんが、イタリア人みたいな感じ。
大きな大人でも、泣いたり笑ったり、人間は柔らかい生身であることを、初めてイタリア人に触れたとき感じました。
金木さんの音楽は、そんな優しさがあります。

わたしも明日からもっと泣いたり笑ったり、新陳代謝よく、優しい、やわらかい、人間らしい歌をうたえるようになりたいなあ。。。


と思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)